兵庫国際交流会館における
国際交流拠点推進事業
GLOBAL NADA VILLAGE PROJECT

趣旨

大学連携・産官学連携による人材育成と国際交流拠点事業の推進

国際的視野をもち、国際社会で活躍できる人材の育成

約40か国・地域、約200名の留学生が居住する兵庫国際交流会館において展開する「2019年度兵庫国際交流会館における国際交流拠点推進事業」において、「一般社団法人大学コンソーシアムひょうご神戸」は、兵庫国際交流会館を大学や所属、世代、国籍の枠を超えて多様な人間が集う「オフキャンパス」の学び場として活用します。 大学内の「オンキャンパス」と大学外の「オフキャンパス」の学びが相互に作用し、大学と地域の間で学びの還流が生まれることで、双方に新しい価値が創出することを本事業の趣旨及び目的としています。

留学生支援の新たな課題とニーズに対応

「大学の国際化」にともなう留学生の受け入れ数の拡大と多様化により、各校では留学生支援の新たな課題が生まれており、それぞれ独自に人材育成の課題に取り組んでいます。また自治体等でも留学生支援の施策が注目されています。 本事業が当コンソ加盟校や自治体、関係機関に認知されるに従い、それら大学や自治体の動きと連動して、大学教職員や自治体職員等から本事業との連携・協働の相談が当コンソに寄せられはじめており、それらのニーズにも応えながら、連携することで本事業の趣旨及び目的に沿い、質と効果が向上する取り組みについては連携の強みを活かす事業運営を行います。

高度外国人材としての外国人留学生の理解促進

大学連携と産官学連携の取り組みを深めながら、大学等高等教育機関で学ぶ外国人留学生が高度外国人材として、これからの日本社会の発展に寄与する存在であることを事業を通じて可視化し、地域社会において有用な存在であることの理解を促進します。

「多文化共生社会」の実現に向けた大学連携による国際交流拠点

「平成28年度兵庫国際交流会館における国際交流拠点推進事業」による事業成果をさらに継続・発展させ、当事業を通じて養成された「国際感覚をもつ人材が個々の能力や経験を生かして活躍すること」を期待し、「仕組みとネットワークを多文化共生社会のコミュ二ティ形成へとつなげてゆく」ことを目標にしています。

大学コンソーシアムひょうご神戸では、「多文化共生社会」の実現に向けた大学連携・産官学連携による人材育成・国際交流拠点づくりを目指して、以下のプロジェクトに取り組みます。

ファシリテーション・プロジェクト演習
外国人留学生の活用と相互理解・共生推進
人との関わり方を学び合う「ファシリテーション・プロジェクト演習」

国際交流、多文化共生に関心を持つ人、人と関わる仕事をしたい人を対象に、ファシリテーション・コミュニケーションの基礎スキル習得の連続講座を開催。参加者がチームで協力して、一つのイベントを実施する。

  • 国際的視野をもち、国際社会で活躍できる人材の育成
  • 「多文化共生社会」の実現に向けた大学連携による国際交流拠点
大学等との連携による協働事業(アウトリーチによる国際交流の推進)
外国人留学生の活用と相互理解・共生推進
大学等との連携による協働事業(アウトリーチによる国際交流の推進)

加盟校の多文化理解・国際交流などのプログラムと協働で新たなプログラムを設計し、大学教育のアウトリーチの場として、オンキャンパスとオフキャンパスの学びの還流を行う。

  • 国際的視野をもち、国際社会で活躍できる人材の育成
  • 留学生支援の新たな課題とニーズに対応
  • 「多文化共生社会」の実現に向けた大学連携による国際交流拠点

高度外国人材としての留学生向けキャリアサポート
外国人留学生の採用に関心がある関西企業と協働して英語でのキャリアイベント

  • 留学生支援の新たな課題とニーズに対応
  • 高度外国人材としての外国人留学生の理解促進
キャリアカフェ「Nada Global Village(NGV)」

関西経済界、地元企業、経済団体や加盟校と連携して留学生の日本での就職に関する理解促進のサポートや課題の抽出・改善に釣り組む

  • 日本で学ぶ外国人留学生と日本人学生が「英語」で価値観・人生観を語り合える場 ・自国の文化やアイデンティティ・研究分野・関心がある課題
  • 定期開催
  • 地域や企業で働く社会人、在住外国人など多彩な人が対話の場に参画
  • 多様性を深める取り組み

防災教育「防災セミナー」

外国人留学生や在留外国人、地域社会も含め、阪神・淡路大震災の経験を持つ兵庫県ならではの防災教育を多文化共生の観点から取り組む。

  • 留学生支援の新たな課題とニーズに対応
  • 「多文化共生社会」の実現に向けた大学連携による国際交流拠点

小学生・中学生・高校生に英語を通じたコミュニケーションの楽しさや学びを提供する「英語村プログラム」を開講する。

  • 国際的視野をもち、国際社会で活躍できる人材の育成
  • 高度外国人材としての外国人留学生の理解促進
  • 「多文化共生社会」の実現に向けた大学連携による国際交流拠点
情報発信・ネットワークづくり

加盟校における留学生のためのキャリア教育・日本語教育・生活支援等事例を共有し、留学生・国際交流情報の発信・ネットワーク体制の整備を強化する。

各機関の沿革

大学コンソーシアムひょうご神戸

大学コンソーシアムひょうご神戸は、平成18年6月に発足し、平成28年4月に一般社団法人となりました。 兵庫県下の31大学、7短期大学・短期大学部、1高等専門学校の計39校、学生総数約10万人を母体に活動しています。 国際交流、学生交流、地域交流、社会連携、高大交流、研修交流及び教育連携の各事業を展開しています。

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兵庫国際交流会館

兵庫国際交流会館は、留学生の宿舎として、平成11年3月に開館しました。

在館留学生相互の交流および留学生と地域住民、ボランティア等との交流、その他国際交流を深めるための各種施設を備えています。

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神戸大学国際教育総合センター

神戸大学国際教育総合センター(旧留学生センター)は、平成5年4月の設立以来、外国人留学生のための日本語・日本事情教育、修学・生活上のアドバイジングを行なっています。
また、留学生を中心とした国際交流の推進や、そのための調査研究にも取り組んでいます。

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